建築・まちづくり事務所 状況設計室
景観形成支援事業評価・助言委員として
::
2012/01/30(Mon)
現在、
兵庫県まちづくり技術センター
で、景観形成支援事業評価・助言委員をさせて頂いています。
景観形成支援事業とは、兵庫県下における景観の保全を目的としたあらゆる支援活動を指します。
主に、①修景助成事業②修景支援事業③景観形成等活動助成事業に分けられます。
①や②に登場する「修景」という言葉は、今日景観やまちなみを語る上でしばしば出てくる用語です。
例えば、本来は伝統的な町家であっても、看板などで屋根が隠されてしまったり(「看板建築」)、
本来の様式がすっかり分からなくなっているような建物を、もう一度本来の形に戻してあげるような時
「修景」という言葉が使われます。
これは以前お仕事で関わった修景の例です。
単なる車庫を既存の町家と調和させるために、和風の意匠に修景した事例です。
兵庫県には歴史的景観形成地区が12地区あります。豊岡、朝来、養父、たつの、佐用などの古いまちなみが
残る地区などで、歴史的な景観に考慮した修景事業には補助制度があり、こちらを審議するのが
委員会の主な仕事となります。
ただ、修景を行う建築士としては、やはり本来の町家の様式や工法についても理解を深めておく必要があると感じます。
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